仮面を脱いだ、真の回復
おはようございます、ベロです。
昨日は反応が多かったですね。やはり、表面上の回復をしたふりの依存症当事者が多かったのか、今辛い思いをしているのか🤣
それでは昨日の続きです。
じゃあ真の回復って何よ!
自分自身のために、自分の生き方を変えていくこと。
回復を目指してるフリをしない、周りの目や評価は二の次。
自分の過去に向き合い蓋をしない。
現在の状況を冷静に判断し、きちんと回復の方を向いているか点検する。
未来へ向かって、1歩ずつ前進する。
後退しなければならない時は、受け入れる。
決して無理はしない。
負荷には弱いことを自覚する。鍛えればいい。負荷に負けない自分を育てていけばいい。
スリップしてもうろたえない。
その時の自分がお膳立てに乗ってしまっただけ。
まだまだ弱い自分を認める。認めるだけではダメ。そこからどうしてやめて行くか考え、スリップした時と同じような生き方、考え方をしない。
回復の責任を果たす。私達が依存症になってしまったのは、色んな理由もあったし、
環境など要因はあったかもしれないが、現在依存症になっているので、回復していく責任があります。回復への努力はしていかなけばならないと思います。
そして、もちろん自分だけで決めるのではありませんが、基本的には自分が決める。
回復の仕方も、実際のやり方、仕事続けるのか、止めるのか、休職するのか、
入院するのか、通院するのか、入寮するのか。
自分で決めなければいけない。債務整理もそう。自分で決めなくてはいけない。
家族はほとんどの場合共依存だから、ギャンブラーの道を決めたがります。
家族なりの回復の理想像を作り上げてしまいます。そして、そうならないのが依存症当事者で、だからこそ責任を返さないといけない、ということがわかるまでに、かなりの時間がかかります。
私の妻は、出会った頃は、普通のギャン妻でした。前妻のようにかどうかは知りませんが、ギャマノンに繋がる前は、やはり、説教したり、罵倒したり、金銭の管理もしたりしていたそうです。ですが、ことごとく裏切られ、任意整理なども繰り返し、返済をしに、大量のお金を持って、ATMのはしごもしたこともあるそうです。
ですが、ギャマノンに出会い、少しずつ回復していくことにより、まずは前夫への囚われから解放されてきました。そして、少しずつ自分が変わっていくことで、周りの状況も変わっていくことを実感したそうです。そして、残念ですが、前夫とは離婚しました。
ですが、そのおかげで、私は彼女に出会いました。
知り合って、付き合って、結婚するまでに、スリップは大小3回もありました。
私は彼女に一回もスリップしたことを責められたことはありません。
貯金もない中、どうやって、自分たちの人生を作り上げていくか、いつも一緒になって考えてきてくれました。
そして、こちらに引っ越してきてからは、ステップも踏み、スポンサーにもなって、
霊的にどんどんなっていってます。
私たちは、自分の事は自分でやる、ということを常に心がけています。それは付き合っているときから変わりません。
私の責任は、私が取らなければならないし、家族が代わりにやってはいけないのです。
ですがそこは家族、頭ではわかっていても、実際にはなかなかできないと思います。
家族も忍耐と寛容が必要です。私の妻はそこが、過去の経験から学んだのでしょう。
ずば抜けています。
だから私は普通の人と思ってはいません。こんなに依存症の事を理解して、自分も活動し、私の病気にも向き合って、なおかつ責任は取らせてくれる。お金の管理もさせてくれる。こんな嫁さんは探してもいないでしょう。
ギャンブラーと別れて、またギャンブラーと結婚したのですから。
私は自分を大事にしています。それが妻をはじめとして、人のことも大事にできると思うから。自分を大事にするということは、自分にも他人にも嘘をつかないということです。小手先の嘘は必ず自分に帰ってきます。
もう一つは、自分だけの考えではなく、人の考えを受け入れ取り入れますが、最後はきちんと自分で決める。これをすると、誰かの、なにかのせいにできなくなります。
ギャンブラーは、自分がどうにもならない時だけ、あまりにも人に頼りすぎている。
回復は誰のものでもない。
自分への恩恵です。
忘れないようにしないとね。