中身はどんなもの?
おはようございます。ベロです。
昨日は自助グループについて話しました。
ですが、どんなものかいまいちわからないという方のために、ギャンブルのことに限りですが、もう一度。
当事者のための自助グループ
ギャンブラーズアノニマス (GA) HP:www.gajapan.jp/
と、二つあります。お酒の方で言う、いわゆる断酒会のようなものは存在しないようです。
当事者はGAへ、家族はギャマノンへ行ってください。
家族がGAに行くのは、時々あると思いますが、当事者が本人だけでギャマノンにいくのは、やめたほうがいいでしょうね。
私も妻と一緒にギャマノンに行ったことはありますが、一人で行ったことは、依頼されて、一回だけです。ギャンブラーに苦しめられてギャマノンに繋がり始めたのに、いい気持ちはしないと思います。さらに、家族の気持ちはギャンブラーには理解できないし、寄り添うことも出来ないので、わざわざ行って、爆弾を落とすような真似はしなくていいと思います。(笑)
当然お判りでしょうが、当事者には当事者の話が共感できますし、家族には家族の話で共感と理解、癒しがあると思います。
この、理解と共感、癒しが、回復の手助けになっていきます。
でも、基本的には、言いっぱなし、聞きっぱなしなので、ミーティングの最中には質問などは出来ません。生きざまを見ろ、って感じですかね。
当事者の方は、仲が良くなり、ミーティングの後話すのが、しばらくかかったりもしますが、家族の方は打ち解けるのが割と早いようです。
ミーティングです。
まずは、人の話を黙って聞く練習から。どんな人からも与えられるものはあります。
話をしたくないときはパスできるのですが、パスをした方にも、ありがとうという言葉を添えます。新しく来られた方も、長くいる方も、色んな考え方があり、どれを持ち帰るかはその人次第、心に響いたことを自分の心の中に持ち帰り、後は置いていきます。
自分の番に回ってきたら、自分の話を😄人の話ばかりする人もいますが、ここはあくまでも自分の過去、現在、未来を語る場所、人のことはまあ、ちょっと棚上げしておいた方が良さそうです。
録音、撮影は許可されていません。メモも禁止です。これが自助グループが守られているひとつ。情報が漏洩しないように。だからこその伝わりにくさもあるとおもいます。
アノニマスというのは、無名性、匿名性ということです。
メンバーはニックネームはありますが、本名を名乗る必要もなく、職業も、住所も
借金があるかないかも、何も教える必要はありません。
何者でもないただのギャンブラーとして、守られています。そして、このミーティングであった事、話したことは、その場において行きます。つまり、誰にも、もちろん家族にも、このミーティングの内容、誰が何を話したのかも、教えてはいけません。
こうして、他言一切無用のため、ギャンブラーは自分が今までして来た事、悪事、犯罪でも赤裸々に話すことができるのです。そして、ギャンブル依存症であれば、なにかしらやましいことはほとんどの方がしているので、共感しかありません。
安心して行って大丈夫です。
うわさ話や陰口は一切してはいけないようになっています。しかもいないメンバーの事は特に御法度。
このグループ療法が、依存症の回復には、すごく役に立つようです。
ギャンブル依存症は特に孤独の病気と言われていて、一人ぼっちになることがギャンブラーには一番良くない事なので、出来るだけ仲間と連絡を取り合ったり、会って話をしたり、電話したりすることが勧められています。
自助グループに通っている方、言葉が足りなければ教えてくださいね。
自助グループというのは、だいたいこのようなものだと思います。
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