ギャンブル依存症 ベムの回復に向かって!

こんにちは、ベロです。私は病的賭博です、完治はしませんが、回復はあります。回復の軌跡、奇跡、ご覧ください!現在進行中

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認められない無力 ベロの物語㉔

周年記念からは少し間がありましたが、初受診の後直ぐに、ミーティングに行こうと思い、不安を抱えたまま電車に乗りました。

 
今なら新しく来た仲間たちにも、仕事も大事だし、借金の返済も大事だけど、治療、回復して行くことが優先ですよ、とハッキリ言えるのですが、この頃はやはり仕事を優先していました。
土曜の夜しかミーティングに行けないと思い、わざわざ電車に乗って小一時間かけて、会場まで足を運んでいました。
しかも、毎週ではなく、行ける時、行けない時は2週間あくこともありました。
 
家族には嘘をついて、毎週行っていると言ってました。会社の寮に住んでいて、1人だったので、相手にはバレないと思っていたからです。
 
 
会場に着きました。ある教会の裏の家でミーティングをしていたので、その入口近辺でモジモジしていたら、仲間らしき方が声を掛けてくれて、会場に入ることが出来ました。
 
 
よく仲間からも、初めての参加が凄く緊張したり、なかなかその一歩が踏み出せないと言われますが、私も正にそうでした。
 
仲間の導きが無ければ帰っていたかも知れません。
 
 
実際私は最初の頃、別の会場に行ける時間がたまたま出来たので、その別の会場まで行きましたが、参加人数の多さに圧倒され、会場を後にして、帰ったことがあります。
 
今は本当に勿体ないと思えるのですが、初めの頃はそんな感じでした。仲間を作るつもりがなかったのですね。
 
 
部屋に入り、何人かにようこそと言われ、初めてですか?と声を掛けて貰い、少しずつ話していました。
 
印象ですが、ほんとに大丈夫かなぁ?こんなことして何の意味があるんだろう?
 
おかしな宗教かな?
 
とか思い、どちらかと言うと嫌悪感があったくらいです。
 
周年の時も、なんかの宗教かなと思っていたので、祈るとか、委ねるとが、意味わかんない、自分の人生自分でコントロールして、何が悪いん?と思っていたので、何も内容が入りません。
 
 
なおかつ自助グループには、ギャンブルのコントロールの仕方を学びに行くという目的で、あとは家族へ、反省してるよ、改心したよ、ていう行動のアピールのために行っていました。
 
無力とは程遠く、真面目でもなんでもなく、自分に向き合っているふりをしていました。
 
 
でも、いろんな思いを持ちながらも、通ったからこその今があると思うので、この時も、無駄な時間ではなく、私にはなくてはならない時間だったと思います。
 
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