ギャンブル依存症 ベムの回復に向かって!

こんにちは、ベロです。私は病的賭博です、完治はしませんが、回復はあります。回復の軌跡、奇跡、ご覧ください!現在進行中

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ミーティングと仲間を考える

こんにちは、ベロです。昨日はスリップを出来るだけ防ぐために私がやっている、やってきた金銭管理のことについて書きました、今日は、ミーティングに対する心構えというか、向き合い方の変遷、スリップ前、後のことなど書いていきます。

 

②ミーティング

 

全ての依存症当事者に当てはまるかは分かりませんが、私はミーティングがなければ、今の

自分さえいないと断言できます。私の人生を変えてくれるくらい重要で、今もそれは変わりません。でもそんなことが言えるようになるまで、すごく時間もかかると思います。

 

今年の2月で繋がり始めて9年目になりますが、やっと今落ち着いてる次第です。それももちろんミーティングだけではなく、たくさんの要素が重なり合ってやっとですが。

 

最初の頃は、ミーティングに対して、ものすごく懐疑的で、胡散臭い、宗教じみたもの、そんな思いと、自分が家族、元妻に対して、俺は頑張ってるんだよ!っていうアピールの手段としてしか

ミーティングを使ってませんでした。だから、その良さも、仲間の大切さもわかってませんでした。当時行かなくなっていたら、もう戻ってないでしょうね。

 

一回目のスリップの後、心の内をある仲間に告白し、一緒に涙することから、私のミーティングに対する考え方が少しずつ変わっていきます。

仕事中のストレスも、ギャンブルをしたいという誘惑も、いろんな自分の思いを話することが少しずつできるようになって、ミーティングに行くことが楽しみになっていきました。

 

そして出会った周年記念。これは暫くはまりました。自分の地域の近くの仲間だけでなく、他の地域の回復している仲間に会えること、また自分も行くことによって、仲間が増え、回復者の仲間入りができているような感覚、日曜日の開催がほとんどだったので、休日の時間を使えるというのも、スリップを防ぐにはよかったと思います。

 

自分での会場の立ち上げ。これは誰もが経験できるものではないと思うので、貴重な経験をさせてもらいましたが、立ち上げること自体は大した労力もいらず、周りの仲間が助けてくれたので、困難はありませんでした、それよりも、開け続けることの難しさは感じます。

 

私が立ち上げた会場も、仲間が引き継いでくれ、開けて頂いてますが、誰も来ない日も何回もあったり、会場が開いていることは決して当たり前ではないこともいつも感じます。

 

地方の自助グループは思った以上に人が集まらない、情報が広がっていかない、仲間に

多いグループは20~30人も仲間が集まったりとか聞くのですが、地方では、少なくとも私の地域ではありえません、10人前後来れば、集まっている会場と言えるのでは?

 

こんな感じで私は週に1回から多い時は週に4回、5回通っていたし、今も最低週に1回は絶対参加するようにしています、ホームが休み、またはホームにいけないときは他の会場へ参加しています。

何年経っても何故ずっと行き続けるのか?

 

自分一人では回復できないから

 

8年通っている間で、何度も、仕事が忙しくなり、ミーティングに行くのが難しい時がありました。残り5分でも、10分でも、遅刻してでも通っている時には、スリップはしていません。

私は、ミーティングに行かなくなると、すぐに油断してしまう、また自分の力で回復しているように思ってしまう、弱い人間だからです。無力が100%入ってないからといわれればそれまでなんですが。

 

とにかくミーティングに行かなくなると、てきめんそれからだんだん心が荒んでいき、油断し、傲慢になり、スリップをするというパターンなので、私にミーティングと仲間は外せないものなのです。

 

ミーティングに行けない理由なんていくらでも探せます。今仕事を頑張って、ミーティングに行けなくって、そしてミーティングに行かなくなって、スリップして、たくさんお金や信頼を失ったら、そのとき何のために仕事を頑張ったのか?自分自身何回も問いかけました。

 

そして仲間にはいつも煙たがられても言ってます。

仕事を大事にする以上にミーティングに行くという行為を大事にしてほしい。仕事を、他の用事をすることより、ミーティングに頑張って通って、回復していくことのほうが大切じゃないですか?

 

回復するより大事な仕事や用事ってなんですか?

 

回復していけば、本当にギャンブル以外なら何でもできます。なりたいなら金持ちにもなれると思います。何が一番大事なのか、いつも自分に問いかけています。

 

 

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