新しい会
おはようございます!ベロです。
ミーティングも何とか行けて、ステップも少しずつ進めていき、日々の生活は順調で、仕事も忙しいものの、充実した毎日を送っていけてました。
そんな中、更に、私達夫婦に、新たな出会いがありました。
私は、病院に入院したことはありますが、回復施設には、入所したことも無いし、どんな様子かも全く知りません。
ですから、このことについては、知っていることもないのですが、近くの仲間が、この回復施設の家族会を立ち上げた、という話を聞きました。
私は、そして妻も、施設が主催の家族会が地方に出来た、という感覚で、施設の案内とか、紹介をするものだと思っていたので、私の地方にもし入所したい人が居れば、仲間を通じて、話を聞きに言ってもらおう、位の感覚で、正直、興味は全くありませんでした。
妻は特に、考える会で、コツコツ行政と連携を取りながら、孤軍奮闘してましたが、限界も感じていたようです。
本当は、共に活動をしてくれる仲間が欲しかったのかもしれません。でもやはり、神様は与えてくれるのです。
本当にたまたまですが、用事があって、家族会が発足した県に、その日はいました。呼ばれたんでしょうね、そう言えば、今日は家族会がやっているね、ちょっと仲間の顔を見に行こうか!
ぐらいの感覚で、軽ーい気持ちで、家族会に参加してみました。
自助グループと違い、本名で参加し、具体的な話や、提案もしたりもするという感覚。それは今迄には無い感覚でした。
そこで、はじめて参加された方が、私達の運命を変えることになりました。
本当に出会いというのは不思議ですね。まさかその人がきっかけで、自分達の地域に、家族会が出来たり、色んな活動の幅が拡がったりするとは全く思いませんでした。
その方は、私達の住んでいる県に在住されている方で、お子さんのギャンブルのことで、相談にこられていました。今では考えられないくらいの、切迫した、凄く暗い表情で、深刻な問題を、少しずつ話をしてくれました。
家族会の代表が、私達が同じ県の人であること、そして、たくさんの経験からアドバイスも出来ることなどを話をしてくれ、妻と、私に話をさせてくれました。
そこで、そのご家族に、妻が適切な意見をして、出来ることから始めてください、と、寄り添いながらも、時には厳しい意見も話しました。
私は私で、当事者の立場から、当事者の気持ちを話をさせてもらいながら、当事者に対する対応の仕方などを話をさせてもらいました。
そして、妻は名刺を渡し、私も、考える会の名刺を持っていたので、それに携帯番号を書いて、もし彼が底をついたら、私に連絡をしてください。ということで、これが私の繋ぐプロジェクトの第1号になるのです。
この彼は、私と繋がり、1度は当事者の自助グループに行くのですが、もがき、またスリップをして、最後には観念して、回復施設に入所しました。今も元気に頑張っていると思います!
そんな感じで、たまたま行った家族会で、2人は、新たな仲間への対応の仕方、助言の仕方を経験し、テンションは上がり、これは私達の地域にも家族会を立ち上げなければ行けないのでは?
と思い、また、いつもお世話になっている田中紀子さんからも、妻は直接、その地域に家族会を立ち上げて欲しいと依頼をされていたので、仲間と相談して、家族会を立ち上げることにしました。
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