ロビーからの始まり
おはようございます!ベロです。
当事者と家族には、やはり根本的に考え方が違うところがあり、当事者には当事者にしかわからない、そして、家族には家族にしか分からないことが沢山あります。
当事者だからといって、辛くないわけではないし、死にたいくらい落ち込むこともあるし、死ぬこともあります。
家族の方が、辛い経験を味あわされた、という意味ではキツいかも知れません。
ですが、当事者は、寄り添うことが出来るだけで、本当の意味ではその辛さは分からないし、意見を述べるのは以ての外。こうしたらいいですよ!なんて家族に言うのは勘違い、筋違い。
最近そう思うようになったので、家族の会の時の発言気をつけなきゃ😰
当事者の自助グループに私の妻と、親の立場の方が繋がったのですが、先程の話ではないけど、家族と、当事者と、微妙に空気も意見も違います。
何週間か、親の立場の方は来てくれましたが、ある時、妻が、「ロビーで二人で分かち合いしようかな」と言いました。そして、ロビーに飲み物とお菓子をもって、分かちあいをしていました。その方は、ずっと泣いていたそうです。
妻はずっと話を聞いていました。
そして、「家族の自助グループ作ろうか!」
と言い出しました。
出た😄😄
彼女は元々明るく、行動派なのです。
自分の地元に家族の自助グループがなかったので、他県の自助グループ初参加から3ヶ月で、
地元に自助グループ作ってしまいました。
そして、そのグループは、その県の家族の自助グループのベースとなり、今も大盛況だと言われています。
家族の自助グループが盛況なのは、依存症者が沢山いるという考えからすると、あまりいい事ではないのかもですが、救われる人がそれだけ多くなったという意味では、立ち上げた妻と、仲間は素晴らしいと思います。
そして、当事者の自助グループの仲間に頼んで、仮に部屋を予約してもらって、家族の自助グループが、たった二人でスタートしました。
当事者達は当然大歓迎!
1人、また1人と、広報を少しずつして行きながら、ひと月もしないうちに、形になりました。
今でもたくさんのメンバーで、良い分かち合いがされていると思います。
私も経験したから思いますが、グループを立ち上げるのも簡単ではなく、行動力がいります。
だけど、大事なのは決断で、後は開けてしまえば、仲間が何とかしてくれます(笑)
自助グループがあることは、当事者の為にも、家族の為にも、本当に大事だし、なくてはならない場所だと思います。
今日もミーティングで話しましたが、ギャンブル依存症のことを話せる、唯一の場所、分かってくれる人が集まっている奇跡の場所をどんどん立ち上がっていけばなあと思っていますし、チャンスあれば私もまた立ち上げます(笑)
これもまた仲間と共に🤗🤗