失った時間
今日はもう若くもないのに、ちょっと調子に乗りすぎました。60キロぐらいはある重たいものを2人で何回も運ぶという仕事をして夕方には体がもうすでにバキバキ明日が思いやられます
こんばんは、ベロです。
いつもはだいたいやはり金銭面のことを多く書くのですが、今日は時間の話。
後悔はしても仕方ないのですが、お金をかなり浪費したのと同様、時間もすごく失いました。
ギャンブルをしていた時は少しでもパチンコやパチスロをしたくて仕事の時間や余暇の時間を本当に惜しいんでギャンブルに注いでいました。
独身の頃を思い出すと、本当に土日はずっとギャンブルをしていたように思います。
もちろん彼女とか友達が全くいなかった訳ではないので、その人達と遊ぶ時間も作らなきゃいけなかったのですが、大体ドタキャン。
約束はして、朝のうちは行こうとは思うのですが、ギャンブルで勝っている又は負けているので、途中からはもう行く気はないのです。
1度、酷かったのは私が好きになった人がいて、その人とデートの約束をするまでに2ヶ月ほど時間がかかりました。
やっとの思いでデートにこぎつけたのですがそのデートの日の朝からパチンコに並び、途中で5万ほど負けてしまったので、お金がもう無くなったわけではないのに、デートをキャンセルしました。しかも会う1時間前に。
もちろんその後はもう相手にしてもらえませんでした。しかも、ついた嘘が車の事故ということを言ったので、相手もすぐ嘘と分かったのでしょう。
友達との約束も平気でドタキャンしていました。そしてだんだん飲み会や遊びにも誘われなくなってきました。
時間を失ったというよりも、人を失ったということになると思います。
そして、仕事の面でもそうです。
今のように仕事に真剣に打ち込んでいれば、スキルももっと上がっていたはずですだけど、ギャンブルをする時間を作ることばかり考えていたので、ある程度の仕事は覚えるのですが、本当の細かいところまで、コツを掴むこともなく、今までやり過ごしてきました。
なので、資格はたくさんありますが、自分には自信がありません。なんでもできると思いながらも、何でもは出来ないという本当の自分がいます。
まだ入りたての10代20代の子や30代ぐらいの、まだ伸びてない子たちよりはまだまだ仕事はできますが、同じ世代の人たちと比べるとやはり劣る部分というのがたくさんあります。
なおかつ、今は手の治療が終わったとはいえ、完全な状態では全くないので、思ったように身体や手が動かない時に本当に後悔の念が出てきてしまいます。
もっと健康な時にギャンブルに向き合うのではなく、仕事に向き合っていればもっと違う人生もあったはずだということは、時々思ってしまいます。
今そういうことを思えるようになったというだけでも変わった部分ではあるんですが。
本当に失った時間というのは、取り戻せないのですが、自分が過去はそうだったんだけど、今は違う。
今はほんの少しずつだけど成長しているということが実感できればそれはそれでいいのかなと思えます。
仲間にも多いのですが、もっと早くギャンブル依存症と分かっていればとか、もっと早く回復に向かっていれば違う人生が待っていたと思います、という分かち合いが本当によくあります。
そうだよね、ほんとそうだよねと思う反面、やはり出会えた時が一番早かったということを私は思うようにしてるし、仲間が落ち込んでいる時はそういう風に伝えます。
もちろん過去を思い過去から学んで、未来へつなぐのは大事なことだと思いますか、過去に囚われて過去の栄光を引きずって、それだけで生きているのはなんとも悲しいし、それでは本当に自分が変わることはできないのではないでしょうか。
変わるためには今までの自分をきちんと受け止め、何がどうだったのかをある程度はっきりさせて、そして、じゃあこれから嗜癖を使わないで生きていくためにどういう生き方をしていくのかというのを考えながら生きていくしかないのかなぁと思います。
私もまだまだ成長の途中なので落ち込むこともたくさんあるし、後悔することも沢山あります。
その場所に長くはとどまらず、自分を見つめ直して、その先のことを考えるということが少しでもできるようになったことが変わったところだと思います。
現在を一生懸命生きることで、自分と未来は変えられると思っているので、これからもコツコツ無理しすぎないようにやっていきたいですね。
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