前とは違う安定感
おはようございます!ベロです。
今日はこの頃に感じてた、そして、今でも感じている安定感についてです。
ギャンブル依存症になって、一生安定するということはないのですが、ギャンブルの問題が自分から離れていくというような感覚になって行くことがあります。
それは、問題を軽く観るとか、もう大丈夫とか言うのではなく、裸火には近づかないと言ったような感覚でしょうか、ギャンブルが自分のいる世界にはないもの、みたいになったのです。
それはどうしてなんでしょうね?
①
先ず1つは、ギャンブルが私はやはり好きなんだ、ということを自覚した上で、ギャンブル依存症なんだから、ギャンブルはもう出来ないものと考えることです。
それは、ギャンブルを目の前にすると、まともな感覚では無くなってしまい、ギャンブルが、全ておいて優先するものになってしまう。
破滅してしまうのが分かっているからです。
何度も何度もスリップしたので、ギャンブルを始めてしまったら、人間が変わってしまう、二重人格のようになってしまうのは、自分でよく分かっています。
だからこそ、今は落ち着いてる時期でもあるので、今の幸せを捨ててまで、ギャンブルに帰りたくない。今の幸せを維持するために、仲間や自助グループはどうしても必要、という考え方になって行くのではないかなあ。
この感覚を身につけるまでに、5年位はかかりました。
②
次に、やはり妻の存在が大きいです。その当時から変わらず、今は益々ですが、常に私の家では、ギャンブル依存症の問題、メンタルヘルスの問題が話題に上がります。
そういった話がない日は、稀ですが、他の家族の話題になったり、自分達の将来についたり話をします。
なんせ妻はほぼ毎日のように、誰かとステップをしてるか、相談業務、行政などとの話などしているので、あまり暇もないし、そういった話が出てくるのは当然ですね。
そして、家族が活動をしていると、妬みと言うよりも、私は羨ましかったり、協力したいなあと思います。
それが自分の気持ちを落ち着かせるのかも知れません。
そして、やはりこの頃から変わらず、依存症に対する理解力が半端ないので、私に、私の言動に、妻は振り回されることはあまりありません。
責任を私に取らせてくれます。どんなことでも。金銭のことでもです。借金の返済であれ、日々の生活費の管理であれ、お金は絡まなくても、私が失敗してしまったことに対してもです。
私は妻と一緒に居るようになってから、お金を管理してもらったことはありません。
自分で管理するからこその責任感、金銭感覚を取り戻す、計画性を養います。
失敗することもあるのかも知れませんが、自分で1万持とうが、10万持とうが、1人だろうが、時間があろうが、そこで、まともな金銭感覚になっていないと、また落ちてしまいます。
金銭管理の練習をして行きながら、回復していかないと、本当の回復はないと思います。
時間、お金のお膳立てが出来ていても、それを冷静に、平静に、ギャンブルを避ける、危ないと思えば、そうならない方向に動けるようにならないと、変わったとは言えないと思います。
極端な話、お金をなるべく持たずに、仲間の中にいれば、ギャンブルを止めることはそんなに難しいことではありません。
自立するのが難しい、だからこその、家族の正しい支援が必要、金銭管理を本人に返すのが必要だと思うのです。
あと、失敗した責任、サボりでも、借金返済の件でも、債務整理でも、病院の入院でも、仕事を探すでも。責任は本人が取らないと。
③
先程の話と被りますが、仲間の中から離れない。もしスリップしても、自助グループには行き続ける。
私も最初の頃、どころか5年くらい経つまで、それが出来ませんでした。
1人ではやめていけない、やめ続けることが出来ないことを自覚するのは、恥ずかしいことではなく、大きな成長だと思います。
ギャンブルしている頃は、お金を借りるための友達や、知り合いは欲しかったけど、やめ続けるためには、仲間が欲しいと、何故みんな思わないのかなあと、今では思います。
私はだからこその、自助グループだけでなく、家族会への参加、Twitter、ブログ、あらゆる手を駆使して、何をしようとしているか。
仲間を増やそうとしているのです。
一生やめ続けるためには、たくさんの仲間が必要です。
仲間は、残念ながら、どんどんは増えていかない割には結構減っていきます。
私は、結果的に人の為になるかもしれせんが、私が救われるために、まだ見ぬ仲間候補の方に、仲間になってもらい、私を救ってもらおうと思っているのです。
人のためではないので、それは続けることが出来ます。
今、私はTwitterでも、メンタルヘルス関係以外の人もフォローしてるし、フォロワーにもなってもらってます。それは何故か?
その中の世界の人だけでなく、普通の世の中にも、依存症の問題は潜んでいます。
私の話、ツイート、ブログを読んで、あれ、もしかして?と思う方が1人でもいたらなあと思うからです。
今日は少し長くなりました。
またこれからもよろしくお願いします!
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