ギャンブル依存症 ベムの回復に向かって!

こんにちは、ベロです。私は病的賭博です、完治はしませんが、回復はあります。回復の軌跡、奇跡、ご覧ください!現在進行中

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行動はするのだけど ベロの物語㉚

ステップをはじめるにあたって、どんなことをするのか分かりませんでした。

 

通称ビッグブックという、アルコホーリックスアノニマスという本も用意して貰いました。

 

また、スポンサーはホームの会場は違ったのですが、毎週土曜日の私のホームミーティング後に時間を作ってもらい、2時間ほど毎週のようにファミレスとか、喫茶店とかで、ステップワークを行っていました。

 
ミーティングにプラスステップもあり、また、周年記念にも誘われて、行ける時には参加していたので、本当に充実した日々を送ることが出来ていました。
 
ギャンブルに対する無力を認め、自分では止めることは出来ないから、自分を超えた力に助けを求めるといったような考え方も受け入れることが出来、全てが順調に思えていました。
 
 
人の事、家族との揉め事とかも減っていくだろうと思い、コツコツだけど、回復に向かっているんだろうなあと思っていました。
 
その頃は、週に3回ミーティングに行き、月に1回の病院の受診、週に1回のステップワーク、月に1回か、多い時は2回の日曜の周年記念への参加をしていて、ギャンブル依存症の回復への道的には、万全の体勢を整えていたように感じていました。
 
 
それでもやはり落とし穴が。自分の頑張りを人に、また特に家族に分かってもらいたいという欲が出たこと、自分の動きが標準であるとする、自分の物差しで人を測るという、自己中心的な、自分勝手な考え方、行動が出てきたのです。
 
家族に対しては、これだけ頑張っているんだよ、凄いでしょ!
 
周りの仲間たちには、俺はこれだけ通ったり、行動してて、それでもこの位の回復なんだから、あなた達ももっと動かなきゃダメだよ!
 
といういかにも傲慢な考え方で人に接したり、支配していたように思います。
 
だから、楽になっているはずなのに、何かあまり楽しくない、義務的な感覚とかもあり、劇的に回復すると思っていた自分に、違和感を持ったのです。
 
そして、それは、仲間や、会場の運営の仕方にまで不満を持つという、悪い方向にまで、発展していきます。
 
途中途中辛さをスポンサーに沢山話をしていけば良かったのでしょうが、スポンサーにはいい顔をして、嫌われないようにとかしていて、ステップの時以外はあまり連絡もとっていませんでした。
 
 
そして、スポンサーも調子悪い時もあり、ステップも8、9まで行って、中断せざるを得なくなりました。そこで、中途半端にステップをしてきたので、また自我が出てきてしまうのです。
 
 

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