ギャンブル依存症 ベムの回復に向かって!

こんにちは、ベロです。私は病的賭博です、完治はしませんが、回復はあります。回復の軌跡、奇跡、ご覧ください!現在進行中

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自分の回復を信じる

この場所は、本当に自然が豊かで、人間も自然の中の一部だなと感じられる場所で仕事が出来て、空気も上手いし、川は流れは早いけどキレイだし、素晴らしいところで仕事してるなあと毎日思います。

 

こんにちは、ベロです。

 


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自分なりの回復を目指していても、他の人とくらべたり、スリップしたりすると、自分に自信がなくなってしまう時があります。

 

私は最後の大きなスリップの時に自信をすごく無くしました。

 

3年半やめ続け、沢山のミーティングにも参加し、精力的に活動してきたにも関わらず、

人間関係のトラブルから、会社を休みがちになり、スリップしてしまい、ひと月半位ずっとギャンブルをし続けました。

そして、シビレを切らした会社が元妻に電話して、会社を休んでギャンブルしまくってるというのが発覚したのでした。

 

その時は、ふと冷静になる自分が時々いて、俺はもう一生立ち上がることは出来ない、回復することは出来ないんだろうな、と思いながら、朝からパチンコ屋に並んでいました。

 

本当はもうギャンブルはやめて、真っ当な道を歩きたいと思いながらも、仕事に対するヤル気が全く出ず、具合が悪いとか嘘ばっかりついて、仕事に行きませんでした。

そうなると、仕事してないので給料も入らないから、ギャンブルして、今月の生活費を稼がなきゃ、とか狂った思考になっていました。

そして、やりたくないけど、何とか生活費を稼ぐためにギャンブルをするのはやむを得ないんだ、とか自分自身に言い訳をしていました。

 

でもそれも、大体3日か4日に1回しか勝てないので、借金はどんどん膨らみ、生活費を稼ぐ所ではありません。

 

どんどん金銭感覚はおかしくなり、ネットカフェばかりは体が痛くなるので、時々ビジネスホテルやサウナに行ったりしてました。

 

そして、借金の限度額が後30万位でいっぱい、という所で発覚して、観念するのですが、その時はもう生きる気力もありませんでした。

 

もう自分はこれだけ自助グループや活動もしてきて、回復しないでこんなふうにスリップするのだから、もう何しても無駄だよ。

 

という考えになってました。

でもその時、まだ親しくはないけど仲間という位の関係だった妻と話す機会があり、

 

「ベロさんは回復の仕方がわかってるし、まだまだやり直せるよ!一日を頑張ってみようよ」

 

と言われた事がきっかけで、また気分を持ち直し、仲間にスリップの告白をし、入院を決意したのでした。

 

ギャンブル依存症の当事者がギャンブルを続けていると、借金もそうですが、心が物凄く荒んできます。

お金の工面と時間の工面、それ以外だんだん考えなくなり、家族や仕事、その他大事なことは何一つ満足に出来なくなってきます。

 

そして、時々シラフに戻ると、ギャンブルばかりして、本当に何も考えてない、動いてない自分が嫌になって、何もかも投げ出したくなる時があります。死にたいと思う時はそんな時でした。

 

でも私には沢山の仲間がいて、仲間が諦めないで、私にもやれることはまだまだあるし、回復していける、と後押しを沢山頂いたので今があるんだと思います。

 

でもその後、入院し、内観もし、ステップもまた進めたりとか、スピーカーをさせてもらったりとか、色々させてもらいましたが、それでもスリップはしてしまいました。

 

でも前との違いは、早い段階で、妻や仲間に話が出来たこと。もちろん早くに告白したので、被害は少なく済みました。

 

本当に何度もスリップをしてるので、自分の事が信じられない時は沢山ありました。

 

今は、出来ることをできる時は時間やお金を惜しまず、出来ないことは無理はしない、そして、自分が回復出来る人間だ、こんなに何度もスリップしてるのに、今は幸せに暮らすことが出来ている、それも過去からすると大きな変化なので、仲間と共に、回復の方向を目指して、やれることを頑張っていれば、途中で躓いたり、立ち止まったりしても、回復への道は閉ざされない、そして私は回復出来る人間だ、という自信が着いてきました。

 

回復してる、と言ってるのではありません。

 

ギャンブルに対する無力を認めたり、

仲間を頼って、自分だけで突っ走ったりしないで、色んな方の話しを聞き、しっかり考えることが少しずつ出来るようにはなっているので、回復の方向を、というのは明確に分かります。

 

だから、どんな状況でも、回復の方向に向かってれば何とかなるし、仲間から離れないようにだけ、注意しながら、今からも1歩ずつ歩んでいきたいと思うのです。

 

もしその道から外れていたとすれば、近くにいる仲間のことを見て修正したり、声をかけてくれるかも知れません。

 

その言葉にきちんと耳を傾け、謙虚に受け入れて行けたらと思ってます。

 

 

 

 

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