底を掘る
連日とにかく仲間と会って、沢山のパワーと共に、たくさんのカロリーも摂取し、これは夫婦共々本当にやばいんじゃないのと思っています。
おはようございます、ベロです!
昨日も妻の親戚と集まる時間を作ってもらい、楽しい時間をすごせました。
今回の帰省と言うよりはもはや旅ですが、本当に得るものが沢山あり、また台風のように皆さんの心に結構な影響を与えたみたいで、人との出会いってほんとに不思議だなと感じている今日この頃です。
スタンプブログも早第5弾🤣
今日は、これ。
ギャンブルの底つきってどこだと思います?
お金が無くなって、もうやりたくてもやれなくなった時かな。借金で首が回らなくなった時かな。
色んな背景はあるものの、精神的に追い込まれて、もうお手上げです、というのが底つきなんだとは思いますが、本当に人それぞれ。
底つきって言うのは、言わば、井戸の底まで転落しちゃって、中々這い上がれないようなイメージだと思うのですが、底を掘るとは、その井戸の底を、このイラストのように、更に深く掘って行くような状態のことですね。
具体的に言うと、借金が沢山あり、または債務整理などをしてて、ギャンブル依存症と分かってて、自助グループにも通っていながら、更にスリップを繰り返す状態ということでしょうか。
私の感覚では、そんな風に思っています。
ちょっと違ってたらすみませんね。
そして、私の経験としては、最後のスリップがこれに当たるのかなあと思ってます。
スリップを繰り返し、入院までしました。そして、離婚をしました。
その後、新しい生活のために、かなりの額ではありましたが、返済もしていました。
そんな中で、やはりつい気が緩んでしまって、というか、実際に心の中ではまだ底を着いてなかったのでしょうね、額は大きくなかったのですがまたギャンブルをしました。
そして、その時には直ぐに自助グループに妻と二人で行き、スリップの報告をし、明日からまた1からやり直します。という決意の元、ミーティングが終わり、穏やかな気持ちで寝たのですが、また次の日、少ないお金を持って、またギャンブルしに行ったのです。
それは底をついていたのではないだけかも知れませんが、悪い状態の中、更にまたそういった、ギャンブルをしに行く行動になってしまったことに、本当にショックを自分自身で受けました。
スリップして、自助グループに行き、次の日からまた頑張ろう、と言って、またスリップして、夕方、正座して妻がシャワーから出てくるのを待ってました。
妻もかなりショックを受けていたし、私自身もどうしたらいいんだろう?と本当に自信喪失の時がありました。
その時、私はギャンブルが好きなことを本当に心の底から認めて、仲間を頼りに再出発出来たから、今があります。
自助グループに出会ってから、その部分を認めるまで、本当に無力を認めるまでに5年半もかかりました。
でもそのおかげで何とか今も仲間から離れず、ミーティングから離れず、ステップを少しずつ使いながら、妻と共に生きていくことが出来ています。
底をついた時点で更にもがかず、底から上を向いて1歩ずつ歩んでいけたらいいなあと思います。
私もいつまたスリップするかなんて言うのはわからないわけで、だからこそこれからも一日を大事にして行かなきゃと思うのです。