回復の王道
こんばんは、ベロです!
昨日は、結構パンチのあることを書いてしまったかも知れません、気を悪くされた方はすみません。
でもまた今日も書きたいこと書いてしまいます。
もちろん皆さんお分かりでしょうが、これはあくまでも私の考え方、意見であり、何かを代表したり、グループを代表した意見とかでは全くないと言うことだけは御理解ください。
さて、昨日の続きです。
1つ目は、仲間の力が凄く大事だということを書きました。1人でやめて行くことができる人も中にはいるのかも知れません。
ただ私が出会ったギャンブル依存症の当事者、また、他の依存症当事者の方は、少なくとも、1人で回復出来ることはないと仰ってますし、私もそう思います。
回復の王道
②自分のためにやめ続ける
ただ単純に、ギャンブルをやめるだけなら、まぁ半年位なら、誰でも結構止められるかも知れません。人のため、家族のため、会社のため、いろんな人のために、誰かのことを思って。
また、借金返済のため、誰かに肩代わりしてもらったから、大人しくする、とか様々なパターンでやめることはあると思います。
ですが、少なくとも私は、自分のためにやめています。妻のためでも、親のためでも、兄弟のためでも、子供のためでも、仲間のためでもありません。
誰かのために、一生やめ続けることは出来ません。
そして、誰か他の人のためとかになると、いざギャンブルをしてしまった時に、恨みや怒りの対象にもなったり、鬱陶しくなったりします。
誰かのせいにします。あいつがこんなことをしたから、とか、あの時こうしてくれなかったから、とか、ギャンブルをした理由を誰かに責任を負わせます。
自分のためだけにやめるのであれば、ギャンブルをやるのも自分、やめるのも自分です。
責任を誰にも押し付けてはいけない、誰かが、支援してくれるからやめる訳では無いと思うのです。
繋がりたての皆さんほぼ口を揃えて、家族のためにやめて行きたい、無くした時間を取り戻したいと仰いますが、最初の頃はそれでも全然いいと思いますが、いつか、自分のためにやめるということをきちんと意識しなきゃだと思います。
③自分の性格を変えていく
これも本当に難しいことだとは思いますが、一生やめて行くためには、自分が変わっていくしかないと思います。
例えば、ギャンブル場が無くなればいい、とか、ギャンブル友達が居なければいいとか、やはり誰かに、何かに原因があると思っているうちは、変われません。私はそうでした。
私はパチンコ、スロットがほとんどでしたから、パチ屋が無くなればいいのに、と本気で思ったこともありました。
もし、ギャンブル場が無くなったとしても、だからといって、ギャンブル依存症当事者が、ギャンブルをしないで済むということにはならないのです。
ネットギャンブルもあれば、公営ギャンブルもある、カジノだって出来る。
ギャンブル場が問題ではないのです。
投資や、宝くじだって、賭け麻雀だって、ギャンブラーは、なんだって賭けの対象にするし、表で出来なければ、裏何とかに走りますから。
病気で、自分の力では止められないからこそ、自分の性格を変えていくことしか、やめて行く道はないと考えます。
そして、変わらなければ、そのうち、いつかまた、ギャンブルは再開します。
他の趣味に走る、何かに打ち込む、仕事を頑張る、小手先の変化では、根本を変えることにはなりません。
ギャンブル依存症者にとって、ギャンブル以上に刺激のある、ドキドキする、自分が上がるものはあるのでしょうか。
無いと思います。そして、依存症当事者は、もちろん依存体質なので、もし趣味をしても、またそれに没頭してしまうし、それがギャンブルをしないためと言って、使う金額が物凄く増えた方も沢山知ってます。
また、お酒、薬物、ゲームなど、他の依存に走るケースが本当に多いです。
かく言う私も、ゲーム依存で、トータルは100万以上、ひと月に50万位課金したこともあるくらいのこれも横綱級のゲーム依存症です。
では自分を変えていくために、何をして行こうか?
明日はそれを書いていきます!
何度も言いますが、ギャンブルをすること、ギャンブル場が存在することは悪ではないのです。
ギャンブル依存症当事者にとっては、二度と触れられないもの、ということだけです。
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