なんでもない日がありがたい
昨日は無事に退院してきた後直ぐに鰻を食べに行くという強行軍をし、往復6時間弱というクレイジー小旅行をしてきました😁
こんばんは、ベロです。
年末年始に大変な状況にある方も、ギャンブル依存症であれば結構いらっしゃるかもですね。
かく言う私もつい6年くらい前は、病院で年越しを迎えました。ギャンブル依存症で、失踪して、治療のために11月の頭くらいに入院しました。
その時は、やはり寂しかったり、虚しかったりして、今こんな穏やかに年末を迎えるとは思っていなかったですね。
そもそもその頃はまだ離婚もしてなくて、妻ともまだ付き合ってないじょうたいなので、こんな幸せを想像することすらなかったし、離婚の話を進めたかったというのと、面会にも1度も来ないという元妻への怒りがあり、入院中とはいえ、穏やかではなかったように思います。
次の年からは、妻と一緒に正月は過ごしていたので、そこからやっとお互いの家族にも普通に会えるというまともな状態に戻っていました。
それまでは、私は帰りたくても実家に帰ることも出来ず、帰るとすれば私一人で帰っていました。前妻の実家には毎年お邪魔してたので、この私がよくまあ押さえつけられてたなあ、と思います。まあ何言っても無駄というあきらめから何も言わなかったのですけどね。
今年は私が年末に最後の指の手術をしたため、実家に帰ることはできません。
リハビリや包帯の付け替えなどあるので帰れないのがひとつ。
本当は一周忌なので帰らなきゃいけなかったのですが、会社をあまり長く休みたくないのと、正直帰省にかかるお金も結構半端ないので、年に何回もは帰れません。
来年のGWかお盆には帰ろうと思いますが。
なので、本当に二人きりでの正月になりますが、年末はここ数年二人きりなので、特に変わったことはありません。
新しい土地でどんな正月を迎えるか、だけですね。
ただやはりこうやって新年を迎える準備ができるのも当たり前ではないんですよね。
約50年近く生きてきて、子供の期間がまあ18年、狂っていた期間が20年以上もあって、年末をギャンブルもなく、穏やかに過ごすことが出来ているのはここ数年だけ。
毎年年末は皆さんもそうでしょうが、特に1年を振り返るとき。
その時に今年も良かったなあ、と思える1年を過ごせることは、周りの力がないと出来ないことですよね。
振り返りについてはまた数日後に書くと思います。
でも一日一日に感謝できることは本人をありがたいことで、私に関わってくれる人達に感謝しかありません。
そして、今年は特にたくさんのことが起きたのに、妻が傍にいてくれたお陰で何とか年を越せそうなので、ほんとになんでもないような事が幸せだったとおもっています。
私が特に不安定だったこともあり、辛い時期が多かったに違いないのに、だいたいいつも笑って、私を笑わせてくれた妻には本当に頭が上がりません。
ギャンブル依存症というのは完治はしない病気なので、また明日私がギャンブルに行き、ギャンブルが止まらなくなるということは全然有り得ることです。
前から色んな当事者にお伝えはしてますが、ギャンブル依存症当事者が、ギャンブルをやめ続けることは簡単ではないし、当たり前ではありません。
そして、継続することも困難です。だってギャンブルが止められなくなる、意志の力で止められなくなる病気ですから。
なので一日を止められたことは、毎日自分を褒めていいと思いますし、ただ人の前でそれは自慢したりするようなことではないし、やめていることを逆手に取るような真似など決してしては行けません。
あくまでも自分のために、自分が努力してやめるもの、偉そうにすることも、誰かのためにやめてやってるなんてことはおかしな考え方です。
家庭を壊してまでさんざんギャンブルに狂ってきたのだから、少なくとも苦しめた期間の倍くらいは、大人しくしてなきゃダメですよね🤣🤣
変わり続けるためには、本当に謙虚さと正直さが不可欠で、その辺が適当になってくると、全てが崩れてきて、ひいては無力さえも感じなくなり、もう大丈夫なんじゃないの?
となってきちゃうから、いつまで経っても油断なんか出来ませんね。
まあ少なくとも10年くらいやめてから偉そうなことを言うなら言わなきゃって感じですかね。
と自分自身に言い聞かせて。
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