ギャンブル依存症 ベムの回復に向かって!

こんにちは、ベロです。私は病的賭博です、完治はしませんが、回復はあります。回復の軌跡、奇跡、ご覧ください!現在進行中

スポンサーリンク

当事者、お金

昨日は自助との関わり方を書きました。

 

おはようございます、ベロです。

 

今日は、当事者とお金について考えてみます。

 

まずやめはじめの時、お金をどうするかですね。家族の心配、不信は当然あると思います。

それに加え、自分でも自分のことが信じられないかもしれないので、少しの間は、家族に管理してもらうのもやむを得ないと思います。

 

しかし、その期間ですよね。もちろん正解なんかないし、人によって違うのだろうけど、できるだけ短い方がいいとは思います。

 

実際は家族がそばに居て、できる状況だからするだけであって、近くにいなくて、管理もできない状況にある方は、最初から自分で管理していると思います。

 

管理が1番良くないのは、家族の負担です。

時間も、精神的にも、かなりの負担をしいられるし、当事者の行動に囚われるなと言っても、囚われるに決まってますよね。おかしな行動だったり、嘘をつかれたりすれば尚更ですね。

 

そして、当事者の方も、その事実に甘え、自分では考えません。ひどい人は、今あといくら小遣いがあるのかわからないと言った人もいます。

それと、小遣いだけ管理していても、嘘をついたり、隠れて誰かに借りたりすれば、何も意味はないので、やるだけ無駄です。

 

重要なのは金銭感覚が身につかないこと。

 

これが後々まで響いてきます。

なので、途中の失敗とかは、本当に取るに足らず、失敗の度合いや額も、回復に向かっていけば、間違いなく小さくなってくるので、できるだけ早い段階で、計画を立てて、自分で管理することは大事だと思います。

 

私は最初の何年かは、管理してもらっていました。特にやめ始めは、一日500円を、会社の事務員さんに毎日貰うという意外と屈辱的なこともしましたが、あくどい考えで、1週間分を1度にもらったり、節約して貯めて、それを資金にして、スリップこともあるので、額を少なくして、毎日あげたからと言って、安心などできないし、誤魔化そうと思えばどうにでもなります。

 

それよりも、自分で使うお金と使っちゃ行けないお金に、自分で封筒に小分けして、お金に名前を付けてあげて、その用途以外には使えないということを徹底してみたり、小遣い帳を細かく付けて、次の月には、どこに無駄があったかとか、予算の立て方は良かったか、どんなことに使うと楽しいかとか自分で判断することも必要だと思います。

 

私は途中から、食事3食分と小遣い、タバコ代を含めた生活費全般、自分の分だけですけど、それを自分で管理するようになりました。必要な分を引き出し、自分で予算をたて食材を買い、ミーティングに行くためのガソリン代とかも自分で管理しました。

 

元々の予算が少なかったので、ろくなものは食べてませんでしたが、それでもそこで大きく自分自身で金銭感覚を身に身につけたと思っています。家計簿もきちんと付けていましたね。

 

自分でして来たからこそ、提案も出来るのです。

 

自分で引き出しも支払いもすること。

 

当たり前だろと思いますが、ギャンブルをしていた時は、手数料なんか構わず一日何回もお金を引き出したり、ギャンブルで勝っても、負けても、コンビニで適当にご飯を買っていたり、お金の使い方が全くなってません。

 

また、極端にギャンブル以外への出費を抑えすぎて、何をどのように使っていいかわからなかったりします。

 

そんなのも訓練して、何がいくらして、どのくらい使えるのかとかも、自分で判断することを繰り返して行くしかないと思うのです。

 

サンドに1万突っ込むのは平気でも、一杯800円のラーメンは勿体ないという感覚は、少しずつ変えて行かないと、自分の幸せの為にも良くないですよね。タバコを吸う方は、ギャンブルしないことによって、それ自体の出費も減ってくるかも知れません。

 

とにかく、自分自身で、トライアンドエラーを繰り返して、自分なりの金銭感覚を身につけて行かないと、一生誰かに金銭管理をしてもらわなくては、生きていけません。

重度の精神疾患を持ち、極端に苦手な人は管理は仕方ないと思いますが、負える責任はできるだけ当事者が負って行かなくてはならないと思います。

 

後は、色んな借金などの支払い、公的機関にせよ、知り合い、家族にせよ、自分で払いに行く。

それはやってしまったことへの償いや後悔は、忘れては行けないものであり、また後いくら返済するのか、とか、何時返済するのか、というのも当然自分で把握しておかねばならないこと。それを誰かにしてもらうから、その罪悪感や重みもどんどん薄れていってしまうのです。

仕事上でやむを得ず誰かにしてもらう場合は、当然感謝と謝罪はいりますよね。

 

病気で止められなかったとはいえ、使っては行けないお金を何度となく使い、それによって家族や友人、周りの方を脅かしたことは忘れてはいけないと私は思います。

 

なので、当事者はできる限り金銭面では人を頼りにしない環境をできるだけ早く構築し、失敗しながらでも、自分自身の金銭感覚を身につけていくのが、回復にも凄く役立つことだと思っています。

 

そこそこのお金を持っている(人によるけど1万以上)けど、時間はあるけど、ギャンブルには行かないし、そのお金はギャンブルに使っていいお金じゃないから使わない。

 

という体制を作ることが出来ないと、いつまで経っても、スリップの心配ばかり自分でも、家族もしてなければなりませんよね。

 

金銭感覚を身につけることは、回復の上では、かなり重要なところだと思います。

自助グループに通うのと同じくらい。

 

私の意見ですけど。

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ ギャンブル依存症へ
にほんブログ村

 

スポンサーリンク