ギャンブル依存症 ベムの回復に向かって!

こんにちは、ベロです。私は病的賭博です、完治はしませんが、回復はあります。回復の軌跡、奇跡、ご覧ください!現在進行中

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自分の中の悪魔の囁き  ベロの物語㉞

おはようございます、ベロです!

 

私の歴史なので嘘は書けませんが、できるだけわかりやすく書いていこうと思うのでこれからも宜しくお願いします。
 
さて、だんだん病んでいく私なのですが、職場の同僚と、全く仲良く出来なかったわけでもなく、また、寮に住んでいるため、仕事が終わったら、みんなで食堂でご飯を食べたり、時には誰かの部屋または自分の部屋で飲んだりすることもありました。
 
それは、日々のストレスの少しは軽減とはなっていたように思います。
 
そんな中で、運転免許を失効してる人がいて、時々、仕事終わった後、買い物に連れて行ってあげることがありました。
職場はかなり山の上にあるので、近くにコンビニなどはありません。
 
下の店に行くまでに、30分位かかるような場所に住んでました、自分の買い物もあったので、週に1、2回は山から降りていたので、ついでに乗せてあげていました。
 
その同僚からはいつも感謝され、時々ガソリンも入れてくれていたので、お互いに、良い関係だと思っていました。
 
 
たまたまある日曜日、夜勤明けで、その人は寝ずにパチンコに行きたいが、タクシーが中々来ないということだったので、私は買い物があったので、帰りは知らないけど、行きだけなら連れて行ってあげるよ、と言って、山から降りました。
 
あるパチンコ屋さんにその人を下ろして、私は買い物にいきましたが、疲れも溜まっていたのでしょう、買い物をした後、眠くなってしまい、スーパーの駐車場で、寝てしまいました。
 
気がついたらもう4、5時間が経っていました。
もう寮に帰ろうと車を走らせましたが、途中に、同僚を下ろしたパチンコ屋さんが。
 
勝ってればいいけど、もし負けてるなら、連れて帰ってやろうかな。何の気なしに電話をしましたが、出ません。気にせず帰ればいいのに、パチンコ屋の中へ。それまでは全く近づいたことも無く、むしろ避けていた場所。
 
何の抵抗もなくパチンコ屋さんに入っていました。
 
理由は色々考えられますが、通っていた病院にも2ヶ月行けてなかったこと、ミーティングから、2週間離れていたこと、仲間に連絡を取っていなかったこと、3年もやめていたので、パチンコ屋に入るくらいは大丈夫だろう。という考えなどによって、ストレスだけが溜まり、自分でも気づかないうちに、すごく病んで、まともな考え方になっていなかったのだと思います。
 
中に入って、久しぶりなのでうるさいなあ、彼は何処だろう?とスロットコーナーを探し、見つけました。3箱程積んでいたので、充分1人でタクシーで帰れそう。相手は気がついてなかったので、さあ帰ろうと背を向けたら、「ベロさん!」気がついたようです。
 
もし負けてたらと思って、一応顔を出したと伝えました。ありがとう、と言ってくれ、そこからが、、、
 
私を隣に座らせ、いつもお世話になっているからと、コインサンドに1万円を投入してくれました!
 
返せないからダメだよ!私は咄嗟に言いましたが、負けたら返さなくていいから、と言われ、私の中の悪魔が
 
 
「勝てばいいじゃないか!1回位なら誰にもバレないよ!」
 
 
コインをスロットマシンに入れていました。
何回か、かかりましたが、コインは無くなりました。同僚も、もう出ないみたいだから帰ろうかな。と言い、コインを交換しました。あまりにもあっさりスリップしてしまい、罪悪感もありませんでしたが、やはりお金は返さなければ!
 
その思いと、ここで家族や仲間に正直に告白しなかったことで、またまた大きな大事になって行くのです。
 
 
 

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